HempLake

つれづれなるままにつらつらと。文字数がやたら多い。

はい、むりーーー![1789 6/7ソワレ感想]

はい、早速の更新です。

いつもよりもなぜこんなに更新がはやいのかというと、ちゃんと理由がありまして。

実は今、家に人が来てるんですね。

といってもお客さんとかではなく、業者さんです。エアコンの。

6月入ってすぐごろに、いきなり電話がかかってきましてね。

大家さんの意向で、住んでるマンション(けっこう古い)のエアコンをまとめて交換するとのこと。

でね、困ったことに、エアコン前を1m四方あけろっていうんですよ。

あのーわたしそこにロフトベッド置いてあるですけど。

しかも下にめちゃくちゃ物つっこんであるんですけど。

死に物狂いで掃除してベッドを動かして、ほうほうのていでたどり着いたのが昨夜の1789。

これについてこのあと感想をつらつら書いています。

そして今、まさに業者さんが家に入ってきてるわけですが、これ2時間くらいかかるらしいんすよね。

ひぇ~にじかん…!

そのあいだ手持無沙汰にもほどがあるので、こうしてパソコンをカタカタしてるのです。

Wordを開いて、画面縮小して2ページ分表示して、さも真面目な文章を書いているかのように見せかけて、

書いているのは1789のとっちらかった感想記事というわけです。

はーはやくおわらんかな。

というわけで、さっそく昨夜の感想に参りましょう。

いつも通り、ネタバレ注意です。うん、いちおう書いとく。

ここで確認。

この回はてぺねねかなめさん回で、私的に三度目の1789で、ねねちゃんとかなめさんは初めましてで、

座席は私のミュージカル観劇史上最高の席でした。

そう、センターブロック前から4列目、そのなかでもどセンターーーー!!!

これはヤバいですよ。うん。

eプラスの貸切公演で、買うときに座席指定ができたので、どうせならめっちゃいい席にしたいと思って選びました。

1789は座席降りが多いと知らない段階で取ってたので、その後通路側を取らなかったことを若干後悔したのですが、

ふたを開けてみたらこの席を取ってよかったと心から思いました。

では下線より1789 6月7日ソワレの感想です。

いつも以上に語彙が喪失してます。

しゃーないです。


1789 6/7ソワレ感想

【開演前】

着席。

ちかいこれはちかいしぬむりしぬこれはやばいむりむりむりしぬ

【幕間】

はいちーーかーーーいーーーーー!!!

オペラグラスいらないね!しってたよ!!もってきちゃったけどね!!!

まじでむりむりむりってなったよ!!!

おちつけおちつけすーはーーー

冒頭の岡様登場からぐっとひきこまれた。

まじもんのどセンターだからど真ん中に立った人を見上げるかんじ。

この角度はすごいぞ…!

この席、表情もほんと良く見えるし、それでいて首も痛くなくて全体もわりと把握できるし、最高オブ最高!!

ドキッとしたとこ、おおってなったとこ箇条書き↓

 ・開演前、幕に表示されてる文字のちょうど1789の8の真下の位置だ…!

 ・Hey haのロベデムが真ん中でポージングするとこで心臓破裂。ほっそい…あしなっがい…

 ・漏れそうになる心の声「ひゃあああ……」

 ・全てを懸けてで王妃がど真ん中にくるとこのキターーーーーー感。豪奢なドレスに鳥肌。

 ・パレ・ロワイヤルのダンシャルちゃんフュージョン最高にキュート!

 ・ソレーヌの夜プリの椅子んとこ、こっちに向かってくる感すーごーいーー

 ・拷問のシーン、徹平くんの生ち〇び見えちゃった…ひゃーごめんなさいごめんなさい

 ・耐えてみせるでうずくまってるロナンと目あったよね?眼光…!

 ・自由と平等、ロナンが飛び越えてくるとこの躍 動 感 !

 ・自由と平等のダントンがアツくてたまらんなぁ

 ・街は我らのもののロナンたちのダンスかっこいいまじでかっこいい

 ・「第三身分は独自の集会をひらくんだ!」の飛び散る唾と汗←りおさん

 ・間近で見見上げるイケメンたちは見まごう事なきイケメン。発光してる。もはや目潰し。

 ・これ、誰踊死ぬのでは…?

だんだんただのヤバめの感想となりつつある。

しゃーない。これはしゃーない。

【帰路、電車にて】

はー体がほこほこしてるすごい

たのしかったーーーしあわせだーーーー!!!

現実にもどりたくなーーーーーい!!!!!

推しの舞台をあんなに間近で見たのははじめてだな!

レミゼも1度くらいこの距離で見てみたいな!!

ああああありおジャベをこの近さでみたいいいいいいいいいいいい!!!!

よし色々頑張ろう!あと1年の間にせいいっぱい徳を積むのだ!!

そろそろ落ち着け自分。

何から書けばいいんだろう。

とっ散らかってぐっちゃぐちゃになりそう。

てぺロナンの透明感たるや高原の清流のようだった。

本当に澄みきってて美しい歌声。

場面が進むにつれて高音はよりのびやかに、声量はより大きくなっていってて、ロナンの成長過程そのままのように見えた。

徹平くんのロナンはTHE・少年!という感じだなぁ。

ロナンの年齢設定がいくつかは知らないけど、革命家たちよりも若い「少年」な眩しさが満ち満ちてて目がやられる。

うわぁ!テレビで見てた!あの!小池徹平が!3mくらいの距離にいるぅぅぅぅ!ってなった。うん。

なのに、少年っぽいきらきらオーラが眩しすぎて、あまりにも現実感がなかった。

わたしはたしかにそこにいる小池徹平を隔てるもの無くじかに見ているはずなのに、

なんでこんなに非現実的な感じが漂ってるんだ?ってなった。

ただただ夢みたいだった。

ゴムまりのようにエネルギーがはじけてて、まっすぐかつ眩しいロナンでした。

ねねンプちゃんは今回がお初。

表情豊かでいちいち可愛らしいし、お辞儀とか頷きとかちょっとした所作がこの上なく優雅だし、

その中にもできるキャリアウーマン感があってすごい。

許されぬ愛のラストの目を閉じて両手を広げるところ、ちょうどどセンターでありがたく拝ませてもらったんだけど、

後ろのステンドグラスや祭壇と相まってマリア様のような美しさだった。

これは夢なのか…?なんて美しい人なんだろう。

喪服最高。ピンクドレスも水色ドレスも若草色ドレスも何もかもが夢のように可愛らしい。

あんなにドレスが素で似合う人間がいるのか…!

そしてねねちゃんだと表情豊かだからよりコミカルな感じになるんだな。

ラマールとのやりとりが最高に楽しかった。

さやンプとはまた違うオランプで面白いなぁ。

さやンプは守ってあげたくなる、守ってほしいと思ってるオランプで、

ねねンプはもう少し強そうというかロナンと対等な感じのオランプだと思った。あくまでも主観。

なんというか、さやンプのほうが「女の子らしい」女の子なんだよなぁ。

どっちも好きです。美人は最高。

かーさやも好みだったけどてぺねねの声質もとても相性が良い気がした。

この組み合わせの音源や映像が残らないとかもったいないよぅ。

まだかーねねを観てないのでアレですが、いまのところ私の好みとしてはかーさや>てぺねね≧てぺさやという感じ。

1789、組み合わせで物語の色味がガラッと変わる気がする。

てぺねねは二人並ぶと夢の世界のように可愛らしくて非現実的なカップルだった。

でもこのロナンは恋に生きてる感じじゃなくて革命色が強いなぁ。

組み合わせの妙がほんとおもしろすぎて、ついついチケット追加したくなる。

新歌舞伎座は家から往復1300円くらいかかるから10回行ったらS席1回分なのでこれでもなんとか自制してるんだけど、

これが徒歩圏内だったら毎日通っちゃいかねない。危険危険。

キャストの妙と言えば、私かなめさんは今回だけかもしれない(ちゃんと確認してない)。

そもそも回数で見ると、てぺねね>>>かーさや=てぺねね>かーねねなんだけど、マリーだけだと圧倒的に

真咲さん>>>>>>>>かなめさんな感じで、マリーももっとばらけさせればよかったかなぁなんて思ったり。

マリーも演じる人によってだいぶ違ってくるなぁ。

特にマリーのラストシーン、真咲さんは凛とした美しさがあったけど、

かなめさんは慈愛に満ちていて、ああこの王妃も好き…ってなった。

いい意味で芝居がかってないというか、等身大の女性としてのセリフという感じがあって、うるうるきちゃったよ。

かなめマリーのお芝居ほんと良かった。

あと革命が始まるの「最後の賭け~」の「~」がワントーンハイボイスになっててぞくぞくした。

そして間近で観た理生さんはダントンそのものだった。

声が大きくて情が深くてついてきたくなる大きな背中。

ダントンという役が浮いたり逆にねじ伏せたりしてなくて、本当にジャストフィットしてる感がある。

まわりが見まごう事なきイケメンばかりでつい彼らを目で追って「は~かっこいいいいい」ってなってしまうけど、

それでも私は理生さんが一番好きだなぁと痛感した。

カオじゃないんですよ。きっと。

本当にあの歌声が好きで、あのアツさが好きで、あの優しさが好きなんです。

そしてやっぱりダンソレちゃんのサイズ感たまらなくすきーーー!

今日のサイラメモ、と言いたいとこなんだけど、どセンのロナンと理生さんがいい感じに被ってて一部見えず。

最初ダントンがしゅこって素早く棒を動かして、ソレーヌに棒を渡すくだりは見えた。

で、その後ロナンに隠れちゃって、ソレーヌがロナンプに気づいて手が止まって…あたりだけ見えて、

またすぐロナンに隠れてしまうという。

あーーサイラ前のダンソレちゃん観察に命かけてるのにーー(おおげさ)。

理生さん、ロナンの死でぼろぼろ泣いてたなぁ。

ボロ雑巾みたいに擦り切れちゃったソレーヌも心配だけど、ダントンも同じくらい擦り切れてた気がする。

りょんロベはひたすら激しくて、デムーランは冷静で、対比がおもしろい。

カテコの理生さん、登場時はいつもよりも表情きりっとめ。

からの両手ガッツポーズのはじけ具合とソレーヌへの艶っぽい投げキスは反則だ。

なおソレーヌちゃんへの投げキスは今日も一方通行。頑張れダントン。

最後、スタオベする観客に向けて「おおきに!」って去っていった。

しっかしりょんロベはどの角度から見ても見まごう事なきお人形さんだなぁ。

三部会のマリオネットとてもすき。

6/3ソワレは桟敷席だから静止してる時の美しい横顔とピンと伸びた美しい手を堪能したけど、

今日のどセンだとあのかっちりとしたお人形っぽい動きとゆっっくりぱちっとする瞬きをじっくり堪能できて、

結論どちらも「は~よき…」ってなった。

りょんロべ、やっぱり歌声というか歌唱法は私の好みから外れるのですが、それでもいいやイケメンだもの。

2幕冒頭、舞台に上がる前に立ち止まるとこで美しいお顔をまじまじと見てしまった。

ほんとお人形。リアルお人形。

からのモーゼの如く現れてのばっきばきダンスね。

はい反則ーーー!!!むりーーー!!足ほっそいね!!かっこいいね!

あれだな、体感の強さはもちろん、胸の可動域がすごいんだな。

ほんといつまでも見てられるかっこよさ。けど過剰摂取するときっと死ぬ。あれは毒。

そしてわたしデムーランもとてもすきなんだ。

あの空気読めない天然イケメン、側にいたらはっ倒したくなる(褒めてる)。

育ちのいいボンボンで、無意識に人を傷つけちゃうんだけど憎めない人の好さもにじみ出てて、

あとリュシルを心から大切にしてる紳士な感じも最高!

改めて思ったけど大輔さんもほんとに美声だなぁと。

ハリがあってよく通って、私の好きな「ミュージカル俳優さん」な歌い方。

CDよりも格段に歌うまさんになってるよね?

安定感あって、革命家の中でデムーランのリーダーシップ感が出てるのがとてもよい。

そしてイケメン。こちらも見まごう事なきイケメン。

イケメンは大正義ですよ。目の保養目の保養。

和樹さんと一緒に出るタイタニックを真剣に検討してる自分がいる。くわばらくわばら。

イケメンと言えば廣瀬さんのフェルゼンもまじでイケメンすぎて目がつぶれる。

美声だし(彼もCDより歌うまになってるよね?)、マントさばきがかっこいいし、王妃を心から思う気持ちが切ない。

最後の王妃に向かって伸ばした手がぶるぶる震えているところ、たまらなく胸が苦しくなる。

その手を取りたいだなんて恐れ多いけど、ああこの人にも幸福が訪れますようにと願わざるを得ない(史実なんて知らない)。

そしてやっぱり!イケメンは目の保養!!

あらためて全体を見て。

今日の席だと、ほんとに我々も「シトワイヤン」なんだと痛感した。

武器を取るのも、弾圧されるのも、自由を勝ち取るのも、ぜんぶ我々シトワイヤン。

彼らは私たちに向かって語りかけてる。

そう感じるシーンが何度もあった。

あ、そろそろ電車着いてまうべ。

はー革命は最高だなぁ!!


iPhoneのメモはここで終わってます。

で、きっともうしばらくはないであろう前方どセンターだから痛感した、

「我々もシトワイヤンなんだ」という感覚についてちょっとだけ追記。

1789の場合、客席降りがすごく多いじゃないですか。

シトワイヤン!といって客席を見渡す場面も何度かある。

それって我々に向かって喋ってるんだなぁと痛感しました。

あの世界を生きて、あの時代に苦しんでるシトワイヤンの一部になったかのように感じる。

特にそれを感じたのが、街は我らのもののシーンです。

あそこで上に王党派と王族がいるじゃないですか。

ほんとに見上げる高さに彼らはいて、そこに到達することは無理だし、近づくことすら容易にできない、

そんな格差を身に染みてひしひし感じたんです。

だからこそ、ロナンとオランプの「身分違いの恋」の辛さが本当に辛いし、クランプで軍隊が退却していった時の

ソレーヌの「しんじられない…」みたいな手の震えが理解できるし、人権宣言が胸に突き刺さる気がする。

これは帝劇の2階や新歌舞伎座の桟敷席では感じられなかった感覚だなぁ。

毎度この席じゃなくてもいいです。何回か行くときに、一度くらい体験できたらいいや。

でも、1789に限らずミュージカル(というか上演芸術全般)って観る座席によって没入観ってぜんぜん違うと思うんですよね。

私の過去最低席は梅芸3階最後列かな?

U25席でやっすい分あって演者が豆粒のような感じだったのだけど、全体がよく見える反面やっぱりどうしても

疎外感や置いてけぼり感のようなものを感じてしまったんだよね。

オペラグラスがないと表情がよく見えないし、でもレンズを介することで「ひとつ向こう側」の世界になってしまうというか。

けど決して1階席が良いというわけじゃありません。

端だと見切れるだろうし、最前列は首痛くて見づらいだろうし、後方席は傾斜がゆるいとキツいし、歌声って空間に向かって広がってくものだし。

劇場にもよるけど、1階7列~15列センターブロックと2階最前列が一番見やすいんじゃないかなぁと勝手に思ってます。

近くで観たい時は前方、全体を把握したい時は中盤や2階、とにかくチケ代をケチりたかったり「その空気さえ感じられれば

どこでもいい」って時は3階、そうやって使い分け出来たらベストな気がするのだけど、現実問題難しいよね。

今回だって2階までS席なわけで、座席選択できるときに買わないと博打みたいなもんだし、

人気の演目だとそもそもチケットが入手できるかすら怪しいし。

でも博打具合で行ったらスケートの方が酷いもんね!

ミュージカルのチケットのとりやすさや親切さにびびってます(もちろんモノによるだろうけど)。

1789はいまのところ東京大阪博多でトータル9回行くのだけど(あれ、増えてる…(笑))、

1階席2階席3階席とうまくばらけてるので、それぞれの見え方と感じ方の違いなんかも楽しめたらなぁと思ってます。

はい、そうこうしてるうちに、エアコンの取り換え工事終わりましたーー!ひゃっほーい!

あのですね、エアコンの前の空間だけ空けろと言ったのに、

クローゼット(エアコンの真下にある)の扉まで開けるだなんて聞いてませんでしたよ。

掃除してて最後ここなら見えないだろうって積んだ一角がクローゼット内にあって、なかなかの羞恥プレイだったのですが…。

まぁいいや。これで夏が快適に過ごせることでしょう。

記事を書くのもはかどったし。

業者さんご苦労様でした。

次の革命は6月16日マチネ!ようやくかーねね回!そしてその翌日はエンタメCafe!!!

の前に、あさって6月10日はアイスショーで長野に行ってきます。

結弦くん草太くん光希くんが揃うアイスショーだなんて楽しみにも程が…!

あとですね、つい勢いでモーツァルト!のチケットに手を伸ばしてしまいました。

知り合いがお譲り先を探していたもんだからつい…。

大阪千穐楽、いわゆるゆんヴォルフ回です。ひゃー初ナマ古川雄大だーーたのしみーーーー!

こんな感じで、まだまだ楽しい予定がいっぱいです。ふふふ。