HempLake

つれづれなるままにつらつらと。文字数がやたら多い。

初心に帰る

ふしぎね、わたしのじんせいがはじまった、そんなかんじ〜

 

 

毎回レミゼが始まるたびにそう歌いたくなります。

この日を待ってた…!

なんせ私のミュオタの入り口がレミゼだったから、やっぱり特別感がものすごいです。

もはや私の生きがいでもあり心の栄養剤でもあります。

 

レミゼ沼に落ちた時の過去記事はこちら↓ 

hemplake.hatenablog.com

hemplake.hatenablog.com

 

というわけでレ・ミゼラブル2021年my初日について振り返っていこうと思います!

 

 

前置き

 

今年のmy初日はプレビュー公演!

プレビュー公演とは、ざっくりいうと本初日の前にお客さんの前で通しの舞台稽古を公開する公演といった感じ。

レミゼは複数キャストなのでプレビュー公演も4日間あり、この期間は本公演よりもちょっとだけチケットがお値打ちです。

とはいえプレビュー公演は舞台稽古というよりもはやただの本番でしかないです。

ついにこの日が来たというキャストの熱量、すでに高い完成度ながらもこれから進化していくという伸びしろ、ようやく今年のレミゼが始まったというお客さんの熱狂、そんなものをビシバシと感じられる公演なのです。

 

私は2017年からレミゼを観始めましたが、プレビュー公演を観劇するのはこれが初めてでした。

2017年は地方公演からの観劇、2019年は帝劇まで行ったもののプレビュー公演ではなく理生ジャベの本初日。

というわけでプレビュー公演にはあこがれがありました。

だって、プレビュー観た人の感想あさって「へーこの人はそういう感じなんだ」って自分が観に行く日までにあれこれ妄想を膨らませるのって楽しいじゃないですか!

誰もまだ知らない新キャストの魅力をいち早く生で観られるっていいな~って思ってました。

 

というわけで今年は初めてプレビュー公演のチケットを入手。

特に今年は新型コロナウイルスの影響か制作発表と歌唱披露がなかったので、新キャストの皆さんがどんな感じなのか全く未知でわくわくも倍増でした。

ちなみに取ったのはプレビュー3日目のチケットなんですけど、なぜかというと上原理生さんのジャベールのプレ初日だからです。

プレビュー4日間通うのは無理となるとやっぱり推しが最優先になるよね~。

 

以下、当日のメモを元に感想などを振り返っていきます!

一幕二幕の感想はほぼ時系列なのでレミゼを知ってる方は場面を思い出しながらどうぞ。

 

 

2021/05/23 レ・ミゼラブル プレビュー3日目 @帝国劇場


初めてのプレビュー公演、熱量がものすごかった!!!

 

開演前

 

まず帝劇に行く前に日比谷シャンテヘ。

というのもレミゼのパネル展が開催されてるとTwitterで知ったので。

シャンテの地下とミッドタウンの地下通路に行って見てきたよ!

雪組fffのとき望海さんの広告ジャック見るためにあちこちさまよった甲斐があってだいぶ土地勘がつかめてきた気がするなぁ。

いっぱい写真撮れたし帝劇向かうぞ~

 

帝劇が見えてきたときから「わ~来ちゃった!!!ていこくげきじょう!!!」って興奮がヤバかった。

はじめてじゃないはずなのに、やっぱり毎回興奮するね。

この特別感はさすがのひとこと。

いつ以来かなぁと思ったら2019年エリザベート以来だ…!

 

着いて、「ん?」と思ったこと。

入口の外側のガラスのところと入ってすぐの上のところに装飾がない…。

いつもはリトルコゼットのイラストとかワンデイモアの写真の垂れ幕とかどどーんとあるじゃん。

なのに今回はないぞ。

そしてキャストボードが至る所にある。

なるほど~密防止か。

うまく工夫してあってよいと思うし特にキャストボードがいっぱいあるのは喜ばしいけど、装飾性が少ないのはちょっぴりさみしさもあるなぁ。

 

いざ客席へ。

この重厚感、帝劇きた~ってなる!

そして始まる前の緊張感がものすごい。

なのに抑えた興奮も感じる。

ついにこの日が来た。みんなそう感じてる気がする。

 

もうね、オケのチューニングから違うんだよ。

なんというか、音の響き方が深い。

ほんとにほんとに始まっちゃうぞ~ってそわそわが止まらない…!

 

というわけで今日のキャスト↓

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2021/05/23 Les Miserables

 

第一幕

 

や ば か っ た ! ! !

 

指揮者の手が動くのが見えて、客席が真っ暗になって、冒頭の♪ジャジャーン♪ジャッジャジャーーーンで既に鳥肌がぶわっっっときた…!!

この時点で泣きそう。あまりにもはやい。おちつけ自分。

 

もうなんか音の厚みが違う。

オーケストラも、アンサンブルも、ひたすら分厚い。

これがレミゼか…!そうだったこんなだったよ!!

杉浦さん相変わらずええ声だ~。

 

そしてジャベールが前に出てくるシーン、理生ジャベーーーうおーーーって(心の中で)叫んだ。

今年も、こんな状況でも、推しのジャベールが観られるって、ほんっとうにしあわせなことだね。

しっかし光夫さんうたうますぎるな???

なんというか、野生のバルジャン。

 

全体的に埃っぽくて汗臭そうできたない。

そうだこの汚さむさくるしさがレミゼだった。

しばらく宝塚観てるとこの世界観が新鮮。

 

独白後の拍手の待ってました感に鳥肌…!

拍手から熱狂を感じる。ものすごい圧。

帝劇が割れるぞ。

ほんとひゅーひゅーふぉーふぉー歓声が飛び交ってもおかしくないような熱狂ぷりだった!実際は無言だけど!

 

もうね、アンサンブルの厚みが素晴らしすぎる。

そうだこれもレミゼだ。このアンサンブルの分厚さもレミゼ

ファクトリーガールさん小柄なのにめちゃくちゃ怖いぞ。

明らかに工場長と良い仲なんだけども。今回はそういう演出なのかな。

 

濱めぐファンテはほんと清らかで儚くて世間知らず感がすごい。

少女がそのまま年だけ重ねたみたい。

無垢で人に強く食ってかかることができないファンテ。

以前の濱めぐファンテより弱弱しさが増してる気がする。

夢やぶれても素晴らしかったけど濱めぐさんの本気はこんなもんじゃないと知ってるぞ。

 

ラブリィレディで改めて感じたこと。

レミゼのこの社会の闇の描き方ほんと胸に来る。

それぞれがここにたどり着くまで、そしてそれを受け入れるまでを思うと辛すぎる。

その中でもかつら屋さんの表現すごく好きだった。

なんかファンテを煽りつつ同情してる感じ?とても新鮮に感じた。

あと、女性たちの「♪いるのは金だけさ」の さ の余韻が劇場に広がってく様が本当に悲しくてつらい。

んでジャベールはやなやつだなぁ。

曲がったことができないって知ってるけどさぁ。

もうすこし柔軟に目の前の「人」を見てあげてよって思っちゃった。

もちろんこれがジャベールなりの正義って頭ではわかってるんだけども。

 

Who Am Iの光夫バルのにーよんろくごーさーーーーーんの突き抜け方ものすごい!

すっこーーーーん!!!

正直光夫さんのTwitterの件はまだもやもやしてて、何事もなかったかのように過ぎていったのがううううん?で、それは今も変わらないんだけど、やっぱり歌声はものすごいなって思った。

役者の素行と板の上の様子を切り離すべきか否か。切り離せないよね。難しいね。

 

濱めぐファンテが目が開いたまま亡くなるのはまじキツいなぁと今回も。

ガラスのように透き通った目がほんとつらかった。

そして対決はどう見ても光夫バルの圧勝。ジャベールがんばって〜。

 

リトコゼちゃんの登場でオペラグラスがぐわっと上がる周囲。

歌声がこっちこちに緊張しててうおーがんばれーって全力で応援したくなった。

そりゃ緊張して当然だよね。あんなに小さいのに舞台で一人。

ほんとにすごいと思うし尊敬しかないよ。

そして谷口マダムはやばく怖い。

リトコゼちゃんがとってもちいちゃいぶんマダムのデカさが際立って威圧感半端ない。

 

橋本テナよいな〜良すぎる!

見た目も中身もきたなくて(褒めてる)絶対近寄りたくない。

それでも茶目っ気があって魅力的なんだよね。

谷口マダムと橋本テナ、なかなかバランス良くて好きだ。

宿屋の歌はグロいけど楽しいよね~。

本当は記念コンサートみたいにこっちもノリノリで手拍子したい。

 

光夫バルがリトコゼちゃん迎えに来たあとぶんぶんに振り回しててひゃーってなった。パパつよい。

 

ベガーズ!ガブローシュちっこかわいい!!

うおーーきたーーーマリアンーーーーーー!!!

 

え、木内アンジョかっこいいな???

めちゃくちゃ良い声!!クリアで透き通るのに芯がある!

なんか学生っぽい爽やかさがものすごい。

それでいて革命に向かう熱さもあって、これは好きなアンジョ。

わたしのなかで揺るがない絶対的アンジョは理生アンジョだけど(1度しか観てなくてもはや神格化されてる)、それを抜きにすると観てきた中では相当好きな部類だ。

もちろんまだまだこれからの面もあるんだろうけど今後が楽しみ。

木内アンジョつぎ観れるのはいつだ。もっとみたい。

(調べたら取ってる帝劇公演は木内アンジョ固定だった。思わず笑いつつガッツポーズ。)

 

対する三浦マリの可愛さはもはや異常。

ぱやぽやしててかわいい。あふれ出る弟み。

歌声はまだまだ伸び代ありって感じだけど所作とかだいぶ良くなってる気がするなぁ。

何よりコゼットが一目ぼれをする説得力のあるマリウス。

 

そしていくちゃんエポの違和感たるや。

どうしてもこれまでコゼットだと思ってきたので私の頭がまだ混乱してる。

でもちゃんとエポニーヌの発声になってるし歌も悪くなかったよ。

失礼ながら思ってた以上にちゃんとしたエポニーヌだった。

けど私は昆ちゃんエポやふうかエポがとても好きなので。

これからいくちゃんなりのエポニーヌの感情がもっともっと肉付けされていってほしいなぁと思った。

 

敷村コゼちっちゃいな!

 

(時代的に)久々登場のジャベ、目がぴきぴき言ってて怖すぎた。

衣装やメイクのせいもあるかもだけど体の厚みまで増してる気がするくらいの存在感。

対する橋本テナの存在感も良いな。

小物感とその裏にある食えないオヤジ感。とってもしたたかで好き。

 

スターズ!スターズ!!

今日も最高でした!語彙どこーーー??

きっちりかっちりまっすぐでかっこいい!

音圧ー!音圧ーーー!!

脳みそふっとんだーーーーーー!!!

 

ガブかわいい〜〜

そして学生たちきた!

やっぱり木内アンジョよすぎでは?

イケメンオーラが眩しいんだけどカリスマ性というより仲間を思いやる感じ。

「♪マリウスわかるけれど〜」がほんとに分かってるタイプのアンジョだ。

つい木内アンジョをオペグラで追ってしまう。木内アンジョよい。

あれだ、音量は伸び代だけどとにかく声が良い。

すこーんって気持ちよく突き抜ける。

群れとなーりてーーーのところもすごいよかった。

 

民衆の歌はとにかく杉浦フイイが好きすぎて困る。

いつもいつもかっこよすぎるし歌がうますぎる。

ひとり高台に上ってソロ歌うところがほんと好きなんだよ。

「♪屍超えて拓け明日のフラーーーンス!!!」のとこ。良いよねぇ。

 

プリュメ街。

敷村コゼなんか鉄砲玉みたいだ。

上じゃなくて前に伸びる声。

そして小柄な体から想像できないくらいの強めコゼ。

これは光夫バルにも対等に立ち向かえそう。

圧倒的まっすぐな正しさをもってるように見える。

なんていうんだろう、生徒会に入ってそうだし、おつりが多かったらその場でぱきっと言いそうだし、テストの採点ミスで自分の点が下がるってわかってても先生に申告に行きそう。つたわれ。

小柄で華奢だからか15,6歳にみえてかわいいんだけどとにかくつよい。

そして三浦マリとの身長差がただひたすら萌える。うわーーーすき!!

あとヅカ式の実際にしないキス良いね。今後もこれでいいんじゃない?

 

きたーーーワンデイモアすきーーー!!

ここでも木内アンジョよいな。

そしてそして理生ジャベの音圧やっぱりすごい!!

あといくちゃんエポの声が伸びてよく聞こえる。

この歌聞くとほんと頭が沸くんだよ。

レミゼさいこう!あたまいたい!!手が腫れるほど拍手したよ!!!

 

第二幕 


レミゼは本物の炎使うのがいいよね。

木内アンジョと並んだ時の理生ジャベのつよさよ。

数々の戦を乗り越えてきた戦士感が半端ない。

「♪昔は~俺もたたかった~」が久々だから新鮮ににやけちゃったよ!

知ってる。めちゃくちゃ強かったよねあなた。信ぴょう性半端ないっす先輩。

 

On My Own、いくちゃん歌は上手いなぁと改めて。

表現的にもう一皮突き破ってほしいという気もするけど、そもそもエポというよりいくちゃんとして見ちゃう自分がだめなのか。

難しいね~。

 

嘘の作戦を語る理生ジャベの説得力がものすごい。こりゃ信じるわ。

案の定ころっと騙されてる木内アンジョ可愛い。やっぱり学生なんだね。

ガブローシュが正体見破ったポーズのあと理生ジャベの頬ぺちっとして煽ってて、理生ジャベがうがーって叫びながら犬みたいに噛み付こうとしてた。なにあれ。よい!

 

なんか木内アンジョ三浦マリだとバリケードの儚さもろさが際立つ気がする。

二人ともまだ学生だから、崇高な理想を掲げても民衆がついてこない感じもわかるし、それがわかるからよりしんどい。

なんかガラスの結晶でできたバリケードって感じ。

透き通ってて美しいんだけど少しの衝撃であっという間に粉々に砕け散ってしまいそう。

 

恵みの雨もほんとしんどいね。

いくちゃんエポ、歌いながら何度もビクッって痙攣してる感じになってて生々しくて痛そうだった。

おでこにそっとキスする三浦マリに胸がきゅっとなる。

 

光夫バルの登場でぐわっと厚みの増すバリケード

なんか1人で立て直せそう感がつよい。なんだこの存在感は。

 

バルが砦からジャベを逃がすとこで、光夫バルの歌の合間に理生ジャベが「バルジャン俺をころせえええ!」って叫んでて怖かった。

去り際の背中の余韻がやや短い気がしたけどそれでも伝わる心境。

 

Drink With Me辛いね。

どうしても杉浦フイイー好きーーーってなっちゃうけどだからこそしんどい。

木内アンジョが歌い始めた仲間たちを見て、バルに慰められるように励まされるようにポンっとされてたのも胸に来たし、何より川島グランの「♪偽りじゃないのか」でアンジョに対峙する様がしんどすぎる。

なんだかショック受けてる感じがする木内アンジョ。

儚いぞ。このバリケードは落ちる(確信)。

 

光夫バルの彼を帰してが安定の良さで鳥肌。

ただ強いだけじゃない優しさがある。

 

「♪市民は来ない~」の木内アンジョがほんとしんどいね。

やけくそ気味の学生たちが辛い。

そのなかでも三浦マリのやけっぱち感がぶっとんでていのちだいじにしてってなる。

撃たれた三浦マリに駆け寄るのに川島グランにお前の場所はあっちだろって示されて砦に駆け上がる木内アンジョの図にウッてきた。

木内アンジョの散り方儚すぎない??あっさり儚く散っていって辛すぎる。

川島グランがみんな死んでから覚悟決めて木内アンジョと同じ位置で撃たれるのもほんとしんどい。

胸が痛い。張り裂けそう。心臓に尖った刃が突き付けられてる。

 

そうね、光夫バルは生きてるよね。なんだこの説得力。

砦に駆け寄ってからの理生ジャベがぴきぴき崩れてく様が本当につらい。

さっきからつらいしんどいしか出てこない。

 

橋本テナの下水道良いなぁ。においがしそうな下水道。

「♪丸い月が見下ろすだけ~」のところ、神の物語の中でテナの泥臭さが際立つなぁと改めて思った。

 

光夫バルめちゃくちゃつよい。

そんなに小柄じゃないはずの三浦マリをあっさり運ぶ。

つよい。

 

そんな光夫バルと対峙する乱れまくってる理生ジャベ。

うわぁしんどい。めちゃくちゃしんどい。

自殺がとくに凄すぎた。凄まじかった。

刺さるとか抉るじゃなくて粉々に砕かれた。わたしが。

ジャベールのゆらぎが、心の葛藤が、歌声に乗ってばんばん迫ってくる。

なんて人だ。私はなんて人のファンをしてるんだ。

もう感情がおいつかない。ひたすらくるしい。あたまがぐちゃぐちゃ。

そんなに自分を追い込まなくても良いのに。

ひたすらまっすぐで、でも揺らぎもある、そんな自分もそのまま全部受け止めてまるごと愛せたならば、こんなにしんどい場面を迎えずに済むのに。

それでもまっすぐだからこそ自分を許せないのが理生ジャベなんだなぁ。

この壊れ具合、あふれる人間味がたまらなくつらい。

本当に辛くて苦しくてここが家なら泣きわめいてた。

 

ルーセルがまたしんどいんだよね。

戦いに加わらず見捨てたのはあなたたちだって言いたくなる気持ちと、自分たちの生活もあるもんねって気持ちと、感情を麻痺させないとやってられないよねこの時代って気持ちと、いろんな感情が入り混じってぐちゃぐちゃになる。

そこから続く三浦マリのカフェソングも悪くなかった。しんどいね。

 

敷村コゼはしっかりしててマリウスより年下なはずなのに貫禄がある。

そして、光夫バルの話聞いて、ぽけ?ハッ!な三浦マリがとにかくかわいい。

結婚式幸せだね〜。

学生たちが転生して生き生きしてるこの場面はほんと癒し。

後ろで軽快にこちょこちょ動いてる木内給仕ついみちゃった。

これからのはっちゃけに期待。

 

エピローグでこらえていた涙腺が崩壊した。

「♪預けた子だ 私は父じゃない」の後の敷村コゼの間髪入れないつよめの「パパ!」 に泣く。

光夫バル、なんて幸せそうなんだろう。

 

舞台上に出てきて客席をぐるっとゆっくり見渡す木内アンジョが良すぎた。

「♪彼ら夢見た明日が来るよ」、そう信じたい。

なぜここに理生ジャベがいないんだろう。うわ~つらい。

どうかジャベールにも魂の救済を。

 

終わってからの拍手がもうほんと物凄かった。

順に挨拶するところでどんどん拍手がすごくなっていって、理生ジャベや光夫バルのところでは割れんばかりどころかどっか割れてたくらいの拍手で、ほんとすごかった。

今までで一番くらいの熱狂だった。

どうかこの思いが届きますように。

私もそう願わずには居られなくてめちゃくちゃ拍手した。

バルジャベが肩組んで去るのも良いね〜

ほんとみなさまお疲れ様でした!!のどかわいたよ!

 

改めて思うこと

 

何度か通うと感覚が麻痺してくるけどレミゼってほんとしんどい演目だなぁと改めて感じました。

この感覚を取り戻せてほんっとうによかった。

 

どうしても、何度も通うと見方が変わってきちゃうじゃないですか。

なんというか中の人目線になっちゃうというか、物語を純粋に追うのではなくキャスト同士の比較だったり相性だったりそういうものをより重視しそうになっちゃう。

まぁもちろん今回もそういう見方もしてたわけだけど。

でも、なんだか新鮮にえぐられるようにしんどかったです。

 

私は、砦が落ちるところの胸を締め付けられるような辛さに慣れたくない

そこの部分をエンタメとして消費する人間になりたくない。

改めてそう感じました。

 

レミゼって、そんなに気軽にほいほい何度も観られる演目じゃないんです。

この感覚を忘れたくない。

まぁ、そんなこと言いつつ今年も何度も観るつもりなんですけど。

でも、コロナ禍で開催されるレミゼで、しかもプレビュー初日っていうので、なんだか初心に帰ることができた気がします。

 

一度きりのその場の感情の揺れ動きを大切に。

何度観ても初めて観た時のピュアな気持ちを忘れずに。

 

これからも大好きなレ・ミゼラブルを好きでい続けたいと思います。

 

 

おまけ

 

せっかく行ってきたのでパネル展と帝劇の写真をちょこっと。

次に列に加わるのは7月になります!進化と深化がたのしみ!!

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パネル展 シャンテ&ミッドタウン

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ひさびさの帝国劇場!