ウェールズ公とロベスピエール
観に行ってからずいぶん日も経ってしまいましたが、ミュージカルスカーレット・ピンパーネルの感想をまとめます。
2回観に行ったのですが、タイミングを逃してしまい感想をなかなか載せられないでいたのです。
なんと今回は2回目の様子をちょっとだけお伝えするためにレポ絵も描きました!わー!
というわけで、以下つらつら書いていきます。
上原理生さん目当てで11月14日梅田芸術劇場にてマチネを観劇。
座席はU25席、安くてありがたい。なおU25席は梅芸3階最後列で、見やすいけどさすがに遠いなぁという印象でした。
この日はちょうどスカピン来場者が50000人とのことで、記念のチケットホルダーを貰えました。わーい!
その後迷いましたがなんだかんだでもう一度観たくなり11月27日赤坂ACTシアターにて観劇。
座席指定できるところで取ったため、7列目通路側と舞台から近くて最高の席を選ぶことができました。
この日はフランス貴族のトークショーがあり、理生さんカズさん松下洸平さんのなごなごトークを聞いてきました。わーい!
というかそのためにわざわざ東京日帰り観劇を決めたと言っても過言ではありません。
そんなわけで、それぞれiPhoneのメモに残してあったスカピン2回の感想を、加筆修正のうえ色分けして投下していきます。
※※めっちゃながいです!!※※
それぞれ幕間と終演後に書きなぐったメモなため、生の臨場感がある半面たいへん読みづらい文章かと思います。
また例によって観てない方はなんのこっちゃというような内容です。
お暇な方はお付き合いよろしくお願いします。
【スカピン11/14マチネ感想】
第一部おわり。
U25席、最後列だけど見やすい。
理生さん、きらきらしてる。今のところ歌ってない。確かにこれは無駄遣い。
でも発声すごい。ロベスピエールとプリンス・オブ・ウェールズとちゃんと違う。一人2役って気づいてない人も多そう。
全体的に衣装がすごく素敵。PENTAXのいいオペラグラス持ってきてよかった。
ピンパーネル団にイケメンが二人いる。どきっとするくらいの笑顔が素敵なイケメン。
レースたっぷりのふりふり衣装が良い。ああいうのもっと見たい。
レミゼの感覚でいくと全編歌じゃないのが気になってしまうけど、でもセリフを喋ってる理生さんも貴重だから良いか。
第2幕冒頭を楽しみにしとこう。
アフタートーク目当てで東京いくか、まだ決めかねるけど。でもなかなか面白いとは思う。
石井さん、Twitterとだいぶイメージ違う。役者さんってすごい。
安蘭さん石丸さん石井さんの3人の歌は聴きごたえある。
第二部終了。
プリンス・オブ・ウェールズな理生さんぴかぴか光ってて眩しいくらいのかわいさ。お肌つやつや。何見てるんだか。
照明やメイクもあるだろうけど、なんか内側から発光しててロベスピエールよりも惹かれてしまうのだけど。
東京行かなくてもいっかな~とか思っちゃったけど、でも妙に引っかかる。
きっと普段レミゼCDをお供にしてるから、それを基準にしちゃったんだろうな。そりゃいかんわな。
スカピンは、喋りが多くて、軽妙で、笑いもあって、さらっと流せる感じで。
ただスカピン団の見分けがつかないから結末にえ?それ?君らいつからいた?ってなっちゃったのが勿体無かったなぁと。
歌も、オペラグラスで見てるとまた別の神経使うようで、顔や細部は見えても歌として入ってこないのが分かった。
でも理生さんの歌声は凄かったけど。3階席だからこそわかる響きの凄まじさ。もっと歌って欲しい。
理生さんのロベスピエールとプリンス・オブ・ウェールズの発声の変え方がほんと好みで。
舞踏会でマスクを手にしてるシーン、くりっとした目がきょろっと覗くからうおお反則!ってなった。
…だいぶ感想がぶっとんできた。まさかあんなにきらきらかわいくて萌えるとは思ってなかったんだ。
あとピンパーネル団のイケメン、 ハル役の東啓介さんとエルトン役の多和田秀弥さんでしたね。
テニミュとか出てるの、わかるわぁ。目の保養目の保養。
Twitterざっと漁ったら好印象な感じ多めで、そんなもんかと思ってしまったのは申し訳ない。
ずっとコルム・ウィルキンソンのレミゼ聴いて生活してたから、それと比べちゃいけないよなぁ。
もちろん下手じゃないけど、歌でぞくっとするのは、理生さんと石井さんくらいかなぁ。
石井さんまじでTwitterでオヤジギャグかましまくるオッサンとは思えないくらい渋カッコよかった。
あ、あれだな。理生さんが喋ってるとまた印象が違って。
ロベスピエールの方は特に、なんというかその、うーん違うなと。
なにがって、私はまだアンジョルラスが忘れられなくて、
でも上原理生はアンジョルラスじゃないし、今日はロベスピエールだったんだと。
プリンス・オブ・ウェールズはあまりにも違っててすっと納得できたけど、
革命家だけど上の地位で威厳があるロベスピエールに、学生アンジョのアツさを求めそうになったこっちが悪かった。
いや、ロベスピエール渋くてカッコよかったよ。二幕冒頭で信念も垣間見えたし。
フランス革命オタクとしてテニスコートの誓いからテルミドール9日のクーデターまで復習したものの、
ロベスピエールの恐怖政治について知らない人はどう思ったか気になったというか、別に詳細を知らなくても見れそうというか。
出番も少ないし。最後にもっかい出て欲しかったな。
特別カテコ、ついつい挨拶時にオペラグラスで追っちゃったけど、5万を掛けた挨拶に真っ先に「うまい!」って合いの手入れててそれが美声で、やーさすがだわと。
にしてもプリンス・オブ・ウェールズが印象的すぎたのは、独特の発声もだし、衣装もパステルできらきらだし、
舞踏会とかでも気品が滲みまくってるどころか気品が服着て歩いてて、目が離せなかったからかな。
理生さん、かわいいの似合うんだ(こら)。
ほんと目がくりっとして肌が白くてカツラと王子衣装が似合ってて、はーこんなに語りたくなるほどだとはね。
50000人の記念回に見れたのは良かったし、パンフきちんと読んだらまた観てもいいかなって思えた。
というか、理生さんのアフタートークやっぱり捨てきれない。
けどあしたは弾丸仙台しようとしてるし、アダムスのライブも気になるし、ソロコン先行先着明日までだし、
さすがに全部はどうかなってこれでも遠慮はしてる。
あ、U25みんな若かったけど隣の女の子もオペラグラスもったガチな感じで、
けど私も持ってるから見るタイミングかぶってて、遠慮せずに見れたのが良かった。
レミゼの川口ジャベ(違)と工場長(違)を見つけて満足した。
仙台いくつもりなら寝ないと。まだ10時半だけど。
結弦くん怪我後に写真とポスター展立ち寄ったとあらば何がなんでも行くぞという気持ちに。
朝昼は新幹線、夜ご飯も新幹線だな。おいしい弁当買いたい。萩の月買いたい。ずんだたべたい。そんなとこか。
こんな感じで、理生さんの「新たな時代は今」とウェールズ公には惹かれつつ、
正直なところスカピンの物語そのものにはあまりピンと来ていなかった1回目。
けれどアフタートークが捨てきれず、またそれぞれの歌が妙に「残る」感じがあり、11月27日の東京行きも決めました。
ついでに時間があったため出演者のTwitterをチェックしたり観に行った方の感想を漁ったり、
自分が何に惹かれて何にもやもやを感じたのか突き止めようとする日々を過ごしました。
そんな感じでしっかり学んでから観に行った2回目の感想が以下になります。
【スカピン11/27マチネ感想】
席ついた。
ちかい!!やばい!!オペラグラスいらない!実質7列目!!
端っこだし通路2列目だし視界を遮るものがなにもない!!目視で6,7mってとこかな。やーばーいーー
第一部終了。
神席…!
左のせり出し舞台の真正面だもんだからスカピン団がふりふり着て観客に決めポーズするとこひとりひとり目線が飛んでくる!
ファーレイと目が合ったのは気のせいじゃないと信じてる。
2回目の余裕。舞台、最初の多和田さんはじめバイト勢がよくわかる。
スカピン団も個別認識できるから愛着もひとしおで。かわいいかわいい悶える。ハルのパンかわいいよパン。
誰が演じてるかわかるとこんなに楽しいんだなぁ。
ハルとエルトンとファーレイばっか目がいく。イケメンは目の保養。
理生さん近いこわい。いつも左手から出てくるからぐっと手首掴んで我慢してる(何を)
すごい存在感。けどまだ歌わないから待ち遠しい。ショーヴランとのシーンでマント片方ばさっと翻すのまじかっこいい。
対するロイヤルミッキーマウス公はほんとかわいくて。お手手と左足肉眼で確認して悶えた。きょとん顔も最高。
衣装がほんと素敵だなぁ。スカピン団のイソギンチャクドレス眼福すぎる。
アルマンの弟っぷりもすごい。そして歌がプロ。いや知ってたんだけど、本当にシンガーだなぁという響きだ。
カズさんはさすがだなぁ。いちばんの存在感。石丸さんの笑いの間が絶妙ですごい。
はー幸せ。観劇最高。1789も近い席1回は取りたいなぁ。梅芸3階最後列と没入具合がまるで違う。
第二部終了。
「新たな時代はいま」
凄まじい圧。幾度革命は恥辱を受けたか。
右で歌ってて右からスポットが当たった時の顔、白目がぎろっとしてて鳥肌がたつくらい怖かった。
左に来ての迫力。正義がどうの、の説得力。
前回は歌詞を追うのに必死だったけど(私が)、今回はロベスピエールの信念・焦燥・苦悩が胸に迫ってきて苦しいくらいだった。
カズさんにも負けないどころか食うほどの迫力。
真ん中で声を張り上げるところ、影の大きくなり方も相まって存在感と虚無感が凄くて。
からのウェールズ公。
てれっててーんって効果音をつけたくなる感じで出てきて、「なにっものだピンパーネル♪」って陽気に歌って、
中央から右にふわふわ横歩きしつつ両手を上にひらひらして煽りよった(笑)
拍手も盛大、ドヤ顔もいい感じで。
ほんとイキイキ楽しそう。そしてきょとん顔可愛すぎる。2役に気づいたお客さんの笑いがまた最高で。
それに反して2幕のロベスピエールは追い詰められ方がすごい。
ほんとに処刑される直前なんだな。鬼気迫るものがあって、彼が可哀想になってくる。
アルマンたちが牢獄から逃げるのを確認するシーンの追い詰められ方とか滑稽なくらいでつらい。
二幕冒頭から出てたまさに死相みたいなのがくっきりしてて、ほんとにこの人は独りなんだなって感じた。
マルグリットが牢獄に入ってるシーン。左のせり出し近くで座って歌うもんだからほんと目が合った。やばいやばい。
スカピン団の顔を覚えたら最後のシーンもすっきりした。
なるほど、わりとずっと紛れてるのね。東さんわかりやすくてありがたい。ほんとに剣弱かった(笑)
カテコ、理生さんが重厚なオーラを纏って出てきて一礼からのコートくるっばさっが異様にかっこいい。
裾が綺麗に円になってた。
【アフタートーク】(記憶がごっちゃなのでトーク内容は順不同でお送りします)
理生さんかわいい(こら)(推しを可愛いと思い始めたら終わりだと聞いたことがある…笑)
ロベスピエール役の、って所でモゴモゴする理生さん。既に笑いが。
さらに自己紹介で松下さんがカズさんと理生さんの低い声を真似してた。けどできなくて、松下さんも可愛い。
理生さんが椅子に座る時、コートをばさっと。
最初は腿にコートがかかる感じで、うーん違うってなって跳ね除けて足組み。まずは右を上に、途中で左を上に。
水もあるし座り方だいじだよねって思ってたらカズさんがさっそく水こぼした(笑)
その後やたら水の置き場に困る理生さん。きょろきょろした挙句、自分の後ろに置くことに。
カズさんいわく、理生さんと顔が似てると。あと声がでかい。理生さんいわく、背も同じくらい。
練習場で服がかぶった。初日、ふたりとも黒の革ジャケット。その後それをフランス男の稽古着にするかということに。
理生さんの語るロベスピエールとプリンスについて。
彼自身も処刑される直前、焦りがある。それを2幕冒頭で表せたら。
プリンスは楽しんでる。松下さんはそれをみて横でいつも笑ってる。舞台上ではほぼ絡みがない。
なおプリンス理生さんは袖で踊ってる。楽しい。
ロベスピエールがあんなだからこそプリンスをやれてよかった。
ロベスピエールはとにかくしんどい。
カズさんいわく、役者は役に入っちゃうからね、とのこと。
松下さんいわく、彼を追い詰めるカズさんと理生さんの顔圧がすごい。
けど普段は優しい。何でも教えてくれる。
松下さんと理生さんは同い年。ここで起こるどよめきと笑い。カズさんが「リオが上に見えるでしょ」みたいな事言ってた。
一旦お開きになりかけて、カズさんが進行を代わり(?)、ロベスピエールの役作りについて理生さんに再び聞く。
追い詰められた焦りみたいなのを出せればと。あ~すでに記憶がごっちゃ。
そして若干強引に始まるオルゴールの宣伝。
音を耳元のマイクで拾うために顔(の横のマイク)を寄せる石井さんと理生さん。
おもむろに炎の中へをハミングし始める理生さん。
うまかわいシュールという新ジャンル(笑)
ノリノリで最後までハミングして\( 'ω')/バッって両手を広げてから、「これ敵の歌じゃん」ってなっててわろた。
理生さんの最後の挨拶、
ロベスピエールは実在だしフランス革命では実際に血が流れてる。
その事も感じながら誠実に演じたい、みたいな言葉が印象的。
松下さんの最後の挨拶でずっと石井さんの膝上のオルゴールに耳元のマイクを寄せる理生さん。
理生さん後頭部しか見えてないし、てかもはやただの膝枕にしか見えないし、なんだこの絵面は。
頭かわいい。カズさんもにやにやしっぱなし。いやシュールかわいい。
いやー盛りだくさんのアフタートークでした。
帰り、ちょうど乗り換えだったしぷち聖地巡礼ということで日比谷シャンテにも寄ってきた。
なんの聖地かって?レミゼのフラッシュモブ風プロモの撮影地ですよ。
外が工事中だったなぁ。時間が無くて入り口しか見れなかったのが残念。
からの東京駅。赤レンガ激写。いま新幹線まち(2017/11/27 18:32:11)。
やっぱり観劇はいいなぁ!心が満たされ晴れやかになる!
理生さんのせいで炎の中への鼻歌が止まらないのだが。やばいやばい。
そしてふと見たら左手の赤みがやばい。
理生さんが出てくるたびに衝撃に耐えるべく無意識に右手の爪を立ててたんだけど、その爪のあとが無数にある。やばい(笑)
夜、家にて
つくづく理生さんがロベスピエールとウェールズ公の2役で良かったと思う。
歌ってる時はあまりの威厳と存在感に忘れそうになるけど、本当に真面目で繊細な方だと思うのです。
アフタートークでも声小さいし(笑)、役作りの話とか当たり前だけどすごく真摯で。
だからこそ、ロベスピエールだけだったらきっと辛すぎたんじゃなかろうか。
自分と重ね合わせてロベスピエールとして生きるということ、決して簡単な事じゃないと思う。
全く正反対の、陽の部分を担うウェールズ公がいなかったら、理生さん自身が
重く切羽詰まったロベスピエールの闇に飲み込まれてしまったんじゃないかななんて思ったり。
プリンスの衣装の時は袖でくるくる踊ってるとの話、ほんとにかわいいしほっこりする。
別人なんだけどでも理生さんなのだから、あーロベスピエールに笑顔があってよかったなって思っちゃう。
そう思うくらい、理生さんのロベスピエールは切ない。苦しい。つらい。
彼の闇と孤独と不安と迷いと、それを振り払って前進しようとする執念と、でもふとした時によぎってしまう
何でこんなことになっってしまったのかなっていう疑問と、その全てが本当に重苦しい。
前回はウェールズ公の物珍しさ可愛らしさに釘付けだったけど今日はロベスピエールの方にぐっときた。
いやどちらも素敵なのだけど、ロベスピエールの背景がぐっと迫ってきて凄まじい迫力だったんだ。
色んな意見見たけど、ラストの大団円は私もそんなに好きな終わり方じゃなくて。
ショーヴランとロベスピエールの事を思うと、なんかなぁ。
彼らには彼らなりの正義と忠義があるだけで、そこまで悪役に思えないんだ。
あの終わり方だと、スカピン団の目的はそれではたされちゃったの?と思わなくもない。
あと梅田の時も思ったけど、スカピン団に振り回されるほどショーヴランとロベスピエールってポンコツじゃないと思うし、
ラストのショーヴランをお笑い的な感じにしちゃうのにえっ!?てなる。
でもまあ主役はスカピン団だしな。仕方ないかもな。イケメンだもんな。
いちばんのイケメンはマルグリットだけど。まじつえぇ。スカピン団の助けなんて無くても自分一人で突破できそう(笑)
あーマント翻しロベピとお着替え後の煽りウェールズ公とオルゴール猟人とひざまくら理生さんのイラスト描きたいな。
描きたいイラストぜんぶ描きました!スケート以外のレポ絵ははじめてだよ!
ところで、理生さんはめちゃくちゃイケボだけど少しこもりがちというか艶やかなヴェールを纏ってる感じで、
セリフが聞き取りやすいタイプではないのかもなと。単語が聞き取りやすいタイプではないと言うか。
歌うまが過ぎて普段から声にエコーがかかってるという意見を見てなるほど!って膝を叩いたくらい。
けど歌うとホントすごくて。圧巻だ。
あ、ロイヤルミッキーマウス公はセリフ聞き取りやすいけど(笑)
ちなみに隣がヅカヲタでわりと辛口なおば様たちだったのだけど、
アフトの前に理生さんソロをベタ褒めしてて内心せやろ?って得意気になった(わたしが)。
こんな感じで、2回観ることによって自分の感じ方が随分変化したのに気づきました。
1回目はウェールズ公の陽に惹かれて、2回目はロベスピエールの陰に惹かれた。
2回観なければ自分の中でこんなに感情移入の矛先が変化すると気づかなかったので、観れて本当によかったです。
スカーレット・ピンパーネル、話全体としては私自身の感覚では大絶賛という感じではないのが正直なところ。
けど、フランク・ワイルドホーンの歌は凄いですね。
2回観ただけなのに耳からメロディーが離れない。
「えんじーるのーはだーれだきこーなすーのーはだれだそれーがおとこーのつとめー」とか
「ほこりたかくーほのおーのなかへー」とか「なにっものだピンパーネル♪」とか口ずさんでるじぶんがこわい。
(歌詞間違ってたらすみません…)
私の中でのスカピンの位置づけはスルメです。
最初はそれほどなのに、噛めば噛むほどじわじわうまみが出てきて、なんだか無性に病みつきになってしまう。
上手く言えないけど、なんだか妙に「残る」感じのする不思議な印象のミュージカルでした。
時間が取れそうなら千秋楽も行きたかったし、なんだかんだ相当好きなのかもしれない。
やっぱりスカピン団の見分けがつくかつかないかで面白さがだいぶ変わっちゃうのが勿体ない気がするなぁ。
一番勿体ないのは理生さんの歌の少なさですが。
知らないで見ると終わってから拍子抜けするし、特に一幕とかただの理生さんの無駄遣いな気がする(笑)
無駄遣いと言えば、レミゼでジャベールを演るほどの川口さんが台詞すらほぼない執事ジュサップなのも相当だよね。
主役3人以外は、スカピン団も含めとにかく歌の見せ場が少ないなぁという印象は最後までぬぐえませんでした。
その中でも相当強烈なインパクトを残す理生さんの「新たな時代は今」はほんとすごい。
あれだけでチケット代が回収されておつりまでもらえた気分になる。
理生さんのショーヴランも観てみたいけど、あの狂気じみたロベスピエールを彼以外に誰がやるんだという気もする。
はーいまだに信じられない。自分が一人の俳優さんにここまではまってしまうなんて。
ちょっと大変なことがあってもあの歌声を聴くと元気をもらえるし、はるばる聞きに行ってるのにその距離を感じなくなる。
理生さんってほんと革命家似合うなあ。1789のダントンも楽しみだなぁ。
そんな感じでこれからもふわふわとゆめの世界に生き続けるのだと思います。
12月14日のAdam'sコンサートの感想もはやくまとめたいな。筆不精だけど頑張ろう。